アメリカで心理学のPhDを目指すなら、GRE心理学(Psychology Subject Test)っていう試験があるんです。
成績や研究経験も大事だけど、このテストのスコアがあると出願書類がグッと強くなります。
今回は私の実体験も含めて、GRE心理学テストがどんなものか、どうやって勉強したらいいかをシェアしたいと思います!
どんな試験なの?
心理学SUBは205問の選択問題(5択)を170分で解くペーパーテストです。
出題範囲は結構広く、実験心理学、社会心理学、発達、臨床、人格、統計、心理測定など...心理学の色んな分野から出ます。
採点方法がちょっと特殊で、正解したら+1点、間違えたら-0.25点。最終的にスケール化されたスコアと順位が出ます。だいたい750点以上(上位10%)取れれば「おお、すごいじゃん!」って感じです。
全ての大学院で必須じゃないけど、特に臨床心理学、産業組織心理学、カウンセリングを目指すなら提出を求められることが多いです。社会心理学や発達心理学だと「あったらいいよね」程度だけど、出せば確実にプラスになります。
特に心理学以外から転向する人にとっては、「ちゃんと心理学の知識あります!」っていう証明になるので、受ける価値大です。
私の実体験談
私は大学3〜4年の夏に準備開始。使った参考書はこの3冊:
まずKaplanを読み込んで、重要なところを自分の言葉でノートにまとめました。次に心理学概論の教科書を復習して、Kaplanで足りない部分を補強。
模擬試験はKaplanのやつを何回もやって、150分以内で解く練習をひたすら繰り返し。間違えた問題は分野別に分析して、苦手なところを重点的に復習しました。最後にETS公式のPractice Bookで仕上げって感じです。
勉強のコツ
- 参考書はあれこれ手を出すより1冊を完璧に
- 模擬試験は本番と同じ時間内に解く練習を
- 間違えた問題は解説をしっかり読み、ノートに追記して復習
- 専門用語の英語に慣れる(aphasia, agnosia, trichotillomaniaとか)
どのくらい勉強すればいい?
私は3週間くらい、毎日数時間集中してやりました。英語の教科書を履修済みだったので短期間で済んだけど、ゼロからなら2〜3か月はかけた方がいいと思います。計画的にコツコツやるのが一番ですね!