0からのGRE対策におすすめの参考書と勉強計画(1ヶ月編)


「GREに1ヶ月間しか時間が取れない場合、最大の効果を出す勉強方法」について。


どうしてもGREの勉強時間が確保できない方や、デザイン専攻など、GREスコアがそれほど重視されない学科を志望している方におすすめです。(私の友人の話でも、これらの学科では作品集をしっかり準備した方が、難関大学に合格しやすい印象がありました)

もちろん、しっかりと3ヶ月間勉強すれば、高得点を取れる可能性は高まります。

必要な教材:

日本語の教材は少ないですし、最新情報じゃない可能性が高いので、ネイテイブが作った教材中心に購入されるといいでしょう。

以下から2つの教材を選んで勉強するのがいいと思います。
  1. GRE公式ガイド
  2. Cracking the GRE(テスト裏ワザが書かれた教材)
  3. GRE Vocabulary Flashcards(GREによく出る単語を集めたフラッシュカード)

勉強手順

ステップ1.GRE Verbal最頻出英単語をマスターする

GREで高得点を出すには、語彙力が不可欠です(断言)。

しかし、ご存知のようにGREの単語はアメリカ人でも苦労するくらいなので、日本人にとっては間違いなく最大の山場になるでしょう。


そこで重宝するのが、GRE Vocabulary Flashcards

GRE最頻出単語だけを集めたフラッシュカードで、これで地下鉄、仕事場、トイレなど、隙間時間で勉強してください。

毎日30単語覚えれば、17日でマスターできます。

「単語を見て、瞬時に意味が分かるまで」練習しましょう。



ステップ2.GRE対策本を一冊解く

フラッシュカードと平行して、アメリカの塾が発行しているGRE対策本を一冊読みましょう。公式ガイドでは言えない、試験の裏技も載っています。

Kaplan、Princeton Review、Barronなど数社があり、それぞれ一長一短があります。

一ヶ月しか時間の取れない場合、圧倒的にCracking the GREが役に立ちます。理由は使われている英語が一番簡単だから。

時間があれば、GRE公式ガイドも解きましょう。GREの主催者が出版している唯一の教材で、GREの本物の過去問が何百も含まれています。

 

ステップ3.ライティングのテンプレートを手に入れておく

GRE対策に1ヶ月しか取れないなら、ライティング対策の時間はほぼありません。

テンプレートを手に入れ、ScoreItNow!(GRE主催者による有料ライティング採点サービス)で一二度練習するのが精一杯でしょう。


テンプレートは日本で入手するのをおすすめします。日本のみで流通しているもので、他の国の人とかぶる確率が低いので。


ステップ4 GRE数学の単語をマスターする

GREの数学は日本人にとってかなり簡単なので、満点を取らなければいけない方以外、英単語を覚えるだけで十分です。

先程紹介した本の数学セクションを解きながら、分からない単語を紙に書き出し、本番直前にもう一度復習すればいいと思います。


ステップ5.最低2回模擬テストを受ける

テスト当日パニックらないためにも、最低2回は模擬テストを受けましょう。かならず時間厳守で。

GRE主催者のPowerprepで、テスト本番と同じ模試が2回ダウンロードできます。しかも無料。足りないなら、過去記事で紹介した教材にも模擬テストがあります。



最後にはっきり言います:TOEFLで苦労しているなら、GREは1ヶ月では対策できません。

GREはTOEFLの四倍くらい難しいし、数学もあるので、実質2教科です。


なので時間を工夫して、最低三ヶ月は対策するのが得策です。

また、受験する大学院や学科が、留学生のGRE成績を重視しているか、先輩に聞いてみるといいでしょう。

もしGREの点数を重視する学科(英文学部、法学部など)なら、GRE勉強計画(3~4ヶ月編)を参考にしてください。

0からのGRE対策におすすめの参考書と勉強計画(1ヶ月編) 0からのGRE対策におすすめの参考書と勉強計画(1ヶ月編) Reviewed by BL on 15:28 Rating: 5
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